ドッグフードにヨーグルトをプラス

犬には牛乳を与えない方がいいといわれています。 牛乳には乳糖という糖分が含まれており、犬には乳糖を分解吸収するための消化酵素ラクターゼがほとんどないため、下痢を起こしてしまいます。

ヨーグルトは、ヨーグルトに含まれる乳酸菌が乳糖を分解し、乳酸が発酵することにより作られています。 そのため、ほとんどの乳糖が分解されてしまっていますので、多くの犬には影響が出ない状態になっています。

乳酸菌は胃酸に弱いため、胃の消化作用により約90%ほどが死んでしまいますが、腸内では善玉菌の餌となり善玉菌を増やす効果がありますので、悪玉菌が減少し、腸内環境を整えてくれます。

ヨーグルトは優れた発酵食品ですから、胃での消化の際には、含まれる酵素が消化を助け、消化不良を改善してくれる働きもあります。 ですから、お腹の弱い子に少し与えると下痢などの改善が期待できます。

また、一部の乳酸菌は生きたまま腸へ届くこと、腸内環境が改善されることで、自然治癒力や免疫力が高まります。 継続的にとることで体質も改善され、病気にもかかりにくくなります。

最近、人の虫歯予防や口臭予防に乳酸菌を利用したものが増えてきていますが、ヨーグルトもその効果があります。 乳酸菌が歯垢や歯周炎の原因菌を殺し、繁殖を抑えてくれます。 腸内環境の改善との相乗効果で、口臭も減少します。

ヨーグルトにはタンパク質やビタミン、カリウム、カルシウムなどの栄養素も豊富に含まれていますので、これらの働きによって健康状態が良くなると、皮膚や被毛も美しくなります。

与えるヨーグルトはプレーンタイプが適しています。 フルーツを加えたものや酸味を抑えたものは、砂糖などの糖分を加えたものが多いため、何も加えないプレーンタイプ、または糖分カットの方がいいでしょう。

大量に与えるのは逆効果で下痢の原因となる可能性もあります。 毎日スプーン1~2杯程度をドッグフードにトッピングするだけで充分です。

嗜好性もよく、食欲改善にもなります。 適量は愛犬の様子を見ながら判断してもいいでしょう。