缶詰ドッグフードは人間が食べても問題ないのか

缶詰ドッグフードは人間が食べても、短期的には問題はありません。 長期的には、不明です。

缶詰を開けてみると、肉だけのものはランチョンミート、野菜が入っているものはパテのように見えます。 とくに、素材がヒューマングレードであれば、食べることができない理由はありません。 食品としての要素から検証します。

原材料

缶詰ドッグフードの原材料は人間が食べる肉や野菜、穀物などが使われています。 缶詰のメーカーを見ると、人間の缶詰のメーカーが多くあります。

これは、食材や製品の運搬や流通も効率的にできるというメリットがあります。 生産ラインや工場が隣接していることは、衛生管理もしやすく、原材料の品質を落とすことなく製造ができるということです。

とくに、魚の缶詰は新鮮さが重要です。 製品についても、製造担当者が食べて確認していますので、問題はありません。

香り

缶詰ドッグフードは、メインの食材の香りがします。 香りの強さは、製品やその目的によっての違いはあるのでしょうが、人間の缶詰と大きく変わることはありません。 動物性脂肪の香りは人間の嗅覚も刺激しますので、少々火を通すと、もっとおいしく食べられるのではないかと思えるほどです。

味は少々問題があります。 魚メインの缶詰は素材の味を多少感じることができますが、缶詰ドッグフードは全般的に塩味が薄く、おいしいとは言えません。 人間は味覚が発達しているために、調味料で味を調え、旨味を引き出しています。

しかし、犬の味覚は未発達のため、舌でおいしさを感じることはできません。 その上、塩分の摂りすぎは犬の健康上もよくありませんので、かなり控えめになっており、人間にとっては物足りません。

栄養

タンパク質・脂肪・炭水化物の三大栄養素からすると、缶詰ドッグフードは高タンパク低脂肪で筋トレを行っている人間には適した栄養バランスのように思えます。

しかし、塩分が少ないということからも分かりますが、ビタミンやミネラルなどのバランスも異なりますので、缶詰ドッグフードは人間に適した栄養バランスとは言えません。 いかにヒューマングレードの食材を使用したものでも、栄養バランスが適したものでなければ、健康を維持することはできません。

缶詰ドッグフードは、人間が食べても問題はありません。 しかし、それだけで十分な栄養や満足感が得られるものではありません。 やはり、犬には犬用、人間には人間用の食事が適しています。