便からドッグフードを見極める

犬にとって、うんちは健康のバロメーターといわれます。 体質に合った消化の良い良質のドッグフードを食べていると、便の量は少なくなります。 消化が良ければ、栄養素はしっかりと身体に吸収されますので、必然的に便の量は減少します。

また、食事から摂るタンパク質の25~30%は皮膚や被毛に使われますので、しっかりと吸収できていれば、毛並みも良くなります。 健康な便は、1日1~2回程度で、形もしっかりし、艶やかなで、臭いもほとんどありません。

便の回数が多い、便がゆるい、嘔吐するなどがあれば、食物アレルギーの可能性があります。 季節に関係なく症状がある場合は、食物アレルギーが疑われますので、まずは、動物病院を受診します。 フードを変えれば改善しますが、アレルゲンが全く不明では、フードを変えてもおころ可能性がありますので、検査後、療法食、または獣医師の勧めるフードで対応します。

便の量が多い、回数が多い、便がゆるいなどは、ドッグフードが体質に合っていないということです。 うまく消化吸収ができていないために、大量に腸の内容物を排泄します。

充分に消化できていませんので、臭いも多少きつくなります。 一旦もとのフードに戻し、体調が落ち着いてから別のフードを選びましょう。

便の形がない、水様便などの場合は、脱水の可能性もありますので、早急に動物病院を受診します。 とくに、子犬や小型犬、高齢犬は抵抗力も弱いので、衰弱も速くなります。 消化不良が原因となることが多いのですが、寄生虫や胃腸の病気の可能性もありますので、すぐに対応しましょう。

便の形状はそれほど悪くないが血が混じっているという場合も早急な対応が必要です。 できれば、便のサンプルもビニールの袋に入れて一緒に持っていくと、赤い鮮血か黒い血の塊かによって、どこからの出血か判断できることもあります。

犬も大切な家族ですが、言葉を話すことができませんので、食事や便など、ひとつひとつの行為の中で気づいてあげることが大切です。