糖尿病の犬に与えるドッグフードは?

糖尿病は、何らかの原因でインスリンが不足したり、うまく作用しないために、細胞が糖を取り込むことができずに尿中に排出される病気です。 遺伝や肥満、感染、免疫介在性膵炎など、複数の要因が重なって起こると考えられています。

糖尿病の治療は、インスリンの投与と食事療法による血糖値のコントロールがポイントです。

糖尿病の犬に与えるドッグフードは、血糖値の変動を抑える内容となります。 血糖値の上昇は、ドッグフードに含まれる炭水化物によるものです。

そのため、消化速度の異なる複数の炭水化物を組み合わせたり、食物繊維を多く配合して糖の吸収を緩やかにします。 また、肥満や高脂血症に配慮した低脂肪・低カロリー食となっています。

タンパク質は身体を作り、健康を維持する重要な栄養素ですから、ビタミンやミネラルとともに適量の摂取は欠かせません。

炭水化物に含まれる糖分が糖尿病の要因となっていますが、エネルギー源として使われたり、グリコーゲンとして筋肉や肝臓に蓄えられますので、ある程度摂取することが健康上も必要です。

玄米や大麦、燕麦、イモ類などは豊富な食物繊維を含んだ炭水化物源です。 消化にも時間がかかり、血糖値の急激な上昇を抑制できます。

豊富な食物繊維は、糖の吸収を緩やかにすると同時に、腸内環境を整え、免疫力を高めてくれます。 水溶性食物繊維は善玉菌を増殖させ腸内環境を整え、不溶性食物繊維は老廃物を絡めとり排出し、腸の働きを促進してくれます。 腸内がきれいになることで、免疫力が高まります。

また、糖尿病は高脂血症や高血圧など多くの病気を併発することが多い病気です。 食物繊維は、その大きな原因となるコレステロールや中性脂肪を絡めとり、発症を抑える働きもあります。

低脂肪であることは、肥満の予防や改善、併発の可能性の高い病気の抑制に大切なことです。 ですから、基本的な食事だけで、おやつはできるだけ与えないようにします。

どうしても与える場合は、医師に相談しましょう。 適正な体重管理と毎日の適度な運動も重要なポイントになります。