ドッグフードで癌予防できる?

犬も癌になる?

ドッグフードの普及で犬の寿命も長くなっています。 長寿化が進むと、人間同様がんの罹患率が高くなります。

10歳以上の犬の死亡原因のトップは癌によるもので約50%を占め、全年齢を通しても約25%と高いものです。 癌で苦しんで死ぬよりも、できるだけ苦しまずに寿命を全うしてほしいと、飼い主は誰しも思うものです。

そのためには、食の改善が必要です。 愛犬に適切なフードを選ぶことで、癌の予防ができます。

癌予防に良いドッグフードとは?

癌の予防には、高タンパク低炭水化物の食事が適しています。 タンパク質は身体の多くの器官や組織を構成し、エネルギー源として重要な成分です。

良質なタンパク質を充分摂ることによって、免疫力も高まります。 炭水化物も必要な成分ですが、できるだけ控えた方がいい成分です。

犬が消化を苦手とするからということではなく、炭水化物を構成する糖質ががんの栄養になるからです。 癌は糖質を栄養として増殖し、発症します。 ですから、高タンパク低タンパク質で栄養バランスの取れたドッグフードが予防に最適です。

癌予防に効く栄養素

ドッグフードに含まれる成分として癌予防効果がある成分があります。

タンパク質

タンパク質は各種アミノ酸によって構成されています。 明確な理由はまだ不明ですが、アルギニンはQOLの改善、生存期間の延長がみられ、グルタミン転移性増殖の抑制、局所免疫の改善、グリシンは化学療法による毒性の減少効果があるとされています。

ビタミン

ビタミンAは、粘膜を正常に維持する効果やガン化した細胞を正常に戻す作用があります。

ビタミンB群は、免疫力を高め、癌細胞の増殖を抑える作用があります。

ビタミンCは、体内での癌細胞の生成を抑える作用があります。

ビタミンDは、がんに侵された部分の新生血管の生成を抑え、癌細胞の増殖を抑制します。

ビタミンEは、抗酸化作用により、癌の原因となる過酸化脂質の発生を抑えます。

β‐グルカン

β‐グルカンは、多糖体の一種で、キラー細胞を活性化することにより、癌細胞の増殖を抑えます。

食物繊維

食物繊維は、腸内環境を整え排便を良くし、発癌物質が体内にとどまる時間を短くすることで予防します。

これらの他にもカテキンやビフィズス菌、コラーゲン、ローズマリーなどのハーブ類など、多くの有効成分が含まれている市販のドッグフードがたくさんあります。

ドッグフードの見直しで癌予防を!

安全な食事ということで、飼い主自らの手作りのフードを与える方も多いのですが、栄養バランスやエネルギーが低すぎることがあります。 メインとしては良質の市販のドッグフードを利用し、食事の彩として、たまに手作りのフードをあげる方が癌予防にはいいでしょう。