老犬にすすめたいドッグフードとは

小型犬では約8歳、中型犬は約7歳、大型犬は約5~6歳から老化が始まるといわれています。 高齢になれば運動量も少なくなり、身体機能も衰えてきますので、体調に合わせたドッグフードを与えることが大切です。 では、老犬におすすめのドッグフードはどのようなものでしょうか。

老犬用のドッグフードの特徴

低カロリー

運動量や身体機能の低下から内臓の働きも衰え、消化吸収機能も悪くなります。 1日に必要なエネルギー量は、成犬期に比べると約20%低下するといわれます。

食欲も低下しますが、それに合った低下ではありませんので、ドッグフード自体を高齢犬用の低カロリーのドッグフードに変更することが必要です。 成犬用のドッグフードでは、肥満になる可能性があり、肥満は足腰や関節、内臓に負担をかけ、疾患の危険性も高くなります。

高消化性のタンパク質中心の栄養バランス

加齢とともに消化機能も衰えてきますので、消化性の高いタンパク質のドッグフードに切り替えます。 タンパク質は身体の器官や組織を作る重要な栄養素です。

高齢になってからは、筋力や組織などに十分に栄養を補給することにより、身体の機能の低下の予防になります。 エネルギー量の大きな脂肪を抑えた、低カロリーの栄養バランスの取れた食事が必要です。

機能低下予防成分

高齢犬用のドッグフードには、機能低下を予防する成分も多く含まれています。

  • 食物繊維
    胃腸の働きをよくし、基礎代謝の維持、免疫力強化の作用があります。
  • グルコサミンやコンドロイチン
    関節への栄養補給や修復に作用し、関節炎の予防に効果的です。
  • DHA・EPA
    血液の凝固を防ぎ、心臓病や動脈硬化の予防、皮膚や被毛の健康の維持、脳機能の維持など、多くの働きがあります。

与え方にも工夫

老犬は、ドッグフードの与え方にも工夫が必要になります。 加齢による老化は徐々に進行していきます。

食欲が低下していくだけではなく、歯が悪くなり、噛む力も衰えてきます。 状況に応じて、柔らかくふやかすことにより、食べやすくし、消化も良くなります。 また、食器用のスタンドを利用し、食器の位置を高くすることで、足腰の関節にかかる負担を軽減することができます。

年老いても大切な家族です。 最後の瞬間まで、できるだけ快適に過ごせるようにしてあげましょう。