ダックスフント用のドッグフード

ダックスフントは、がっしりとして長い胴体と短い脚、大きく垂れた耳が特徴的なドイツ生まれの猟犬です。 その名前の由来であるアナグマだけではなく、ネズミやウサギ、テンなどを狩るために今の体形が形作られました。 その体形から腰や股関節への負担が大きく、ヘルニアなどの関節疾患にかかりやすくなっています。

脚が短いために地面から近くなってしまいますので、お腹を傷つけたり、熱中症になりやすく、長い毛と垂れた耳で蒸れやすく、ダニや細菌による外耳炎にかかりやすくなっています。 肥満にならないようなカロリーコントロールと皮膚や被毛のケアのできるドッグフードが必要です。

筋肉質の逞しい身体を維持するためには、豊富なタンパク質が必要です。 身体への負担が少ないように消化吸収性の高いタンパク質をメインに、食物繊維を多く含むフードが適しています。

高い消化性は消化器官への負担を軽減し、食物繊維は腸内環境を整え、満腹感を与えることで食べすぎを防ぎ、体重管理がしやすくなります。 また、心筋にも含まれている成分L-カルニチンを配合することにより心機能を強化し、体形からくる負担に強い心臓を作ります。

骨と関節のためには、グルコサミンとコンドロイチンが有効です。 グルコサミンは軟骨を構成するプロテオグリカンの原料であり、コンドロイチンはプロテオグリカンに含まれる成分です。

両方の成分の相乗効果で、軟骨に水分と栄養を補給し、老廃物を排出します。 軟骨を強化し、修復や再生を促進する働きがあります。

オメガ3系の脂肪酸EPAやDHAは、血液をサラサラにして血流を良くしますので、関節や心臓にも有効に作用するだけではなく、皮膚の健康を維持し、被毛を美しく保つ働きがあります。

ダックスフント専用のドッグフードも市販されていますので、愛犬に適したものを選ぶと健康管理もしやすくなります。 重要なポイントは、1歳頃の体重と胴回りを測定し、それを維持することです。

肥満になりやすい傾向を心配するあまり、食事制限をしすぎて栄養失調を起こし、病気になるケースもあります。 体重や胴回りの測定をスキンシップと考えてこまめに行い、適切な量のフードをあげるようにしましょう。