ペットフード安全法と表示基準

ペットフード安全法の重要な役割に製造基準や成分規格と並んで、表示基準を設けたことがあげられます。 ペットフード業界の自主性に負う部分が多かった安全性の確保を公に行うことで、有害な成分を含むペットフードが販売されなくなりました。

表示基準では、名称、賞味期限、原材料名、原産国名、事業者名および住所の記載が義務付けられています。 また、公正取引委員会より認定を受けた業界団体ペットフード公正取引委員会のペットフードの表示に関する事項も盛り込まれた表示がほとんどのペットフードにされており、より分かりやすくなっています。

適正な表示を行うことで、事業者間の競争を公正なものにすると同時に、一般消費者にも分かりやすく正しくすることで、安心してドッグフードが選べるようにということです。 表示されているのは、ドッグフード、フードの目的、内容量、給与方法、成分などです。

ペットフード安全法による表示のドッグフードの名称は、商品名が犬用であることが分かりやすく表示します。 分かりにくい場合は、「犬用」や「ドッグフード」と併記します。

賞味期限は、その期限を和暦または西暦のいずれかで表示します。 原材料名は、使用量の多い順に記載されます。 ビーフやチキンなど特定の原材料名を記載する場合は、その原材料が5%以上含まれている場合に限られています。

使用されている添加物についても記載されています。 添加物については、甘味料・着色料・保存料・酸化防止剤・増粘安定剤・発色剤などの用途も併記されています。

原産国名は、ドッグフードが最終的な加工をされた国名を原産国として記載します。 ベトナムやタイなどでも製造がおこなわれていても、最終加工工程が日本であれば、日本と表示されます。

事業者名および住所は、製造者車・輸入者・販売者など、事業者の種類を明記した上で、事業者名や住所を記載します。

逆に禁止されている表示もあります。 ドッグフードは医薬品ではありませんので、効果や効能を記載することはできません。

また、無添加を標榜するフードも増えていますが、無添加という言葉は添加物を一切使用していない場合にしか使用できないものです。 特定の成分を使用していないという表現のみ可能です。

ペットフード安全法ができてから、さらに安全性は高まり、表示も分かりやすくなっています。 愛犬のドッグフードを選ぶ際に表示を確認してみましょう。