好き嫌いの激しい犬にしないために

犬は母犬のお腹の中にいる時に、母犬の食べたものから栄養を吸収しますので、その食べ物の嗜好に影響されると言われています。 しかし、離乳食を食べ始めるころから、いろいろなものを食べさせることによって、偏食を防ぐことはできます。

子犬は活発で、一度にたくさんは食べられませんので、すぐお腹が空きます。 多くの種類のフードを工夫して与えることで、何でも食べられるようになります。

好き嫌いの激しい犬にしないためのポイント

おやつは与えすぎない

おやつなどは与えすぎないことが大切です。 おやつは嗜好性が高くなっていますので、与えすぎると、好き嫌いが激しくなり、通常の食事を食べてくれなくなります。

普通の食事を食べなくても、おいしいものが出てくるのを待つようになります。 おやつは、通常の食事の10~20%程度といわれますが、できるだけ少なくし、おやつで与える分量は食事から差し引くようにします。

ごちそうはほどほどに

おいしいものを食べさせたい、いろいろなものを食べさせて偏食にならないようにとトッピングします。 しかし、トッピングに使われることの多いウェットフードなどは、嗜好性の高いものです。

頻度や量が過ぎると、好き嫌いが激しくなることもあります。 トッピングは、たまのごちそうとして、間隔をあけて与えることが大切です。

人間の食べ物は与えない

また、人間の食べ物を与えないことも重要です。 人間の食べ物の味やにおいは、嗅覚の敏感な犬にとっては非常に強いものです。

頻繁に与えていると、その食べ物が出てくるのを待つようになります。 愛犬の健康にとっても好ましいものではありませんので、与えないようにしましょう。

好き嫌いの激しい犬になってしまったら

好き嫌いの激しい犬になってしまい、食事を残すようになった場合は、食べなくても20~30分程度でボウルを下げます。 これを2~3日続けると、お腹が空いて食べるようになります。 健康で元気な犬は、2~3日食べなくても問題はありません。

好き嫌いは犬のわがままですから、それに振り回されることなく、毅然として向かうのもしつけです。 きちんと食べるようになるまでは、おやつを与えたり、トッピングはしないようにしましょう。

これでも食べない場合は、ドッグフードを温めたり、お湯でふやかすと、香りが立ちますので、嗅覚を刺激し、食べるようになります。