ドッグフードを変更する時の注意点

年齢や去勢後、病後など、状況に応じたドッグフードに変更するときにも注意すべき点があります。 それは、いきなりフードを変更しないということです。

急にフードを変えると、食べなくなることがあります。 また、食べたとしても、急な変化に身体がなじんでいないため、下痢や嘔吐などを起こしやすくなります。

フードメーカーごとに成分の配合量などに違いがありますので、身体が適応できないのです。 人間はいろいろなものを食べますが、犬は一つのフードだけで生涯を過ごすこともありますので、慣れるための時間が必要です。

新しいフードに切り替えるときは、10日から2週間ほどかけて徐々に切り替えます。 毎日、与えるフードの1割を新しいフードに置き換え、1日目は1割、2日目は2割、3日目は3割と少しずつ入れ替えていきます。

食事の様子を観察しながら、切り替えていきます。 食後の様子や便の状況も見ます。 食いつきが悪い、あるいは、便が少しゆるくなったという場合は、もっとゆっくり切り替えても問題はありません。 多少余計に時間がかかっても、健康に問題が起こらないように切り替えることが大切です。

味の傾向が変わると、食いつきが悪くなることがあります。 長年チキンメインの食事を与えていたのに、魚メインの食事になったら、食べるのを躊躇することがあります。 健康上問題がなければ、少し様子を見ていると、お腹がすいたら食べるようになります。

もし、少量入れ替えただけで、下痢や嘔吐が止まらないという場合は、一旦元のフードに戻しましょう。 体調が落ち着いてから、他のフードに切り替えましょう。

状況が改善されないということは、そのフードが体に合っていないということです。 徐々にフードを切り替える理由の一つもここにあります。

新たなフードが、アレルギー反応を引き起こす可能性もありますので、少しずつ変える必要があります。

急なドッグフードの変更は、犬にとってはストレスになります。 普段の食事に嗜好性の高いドライフードやウェットフードをトッピングしたり、おやつにいろいろ違ったものを利用して、抵抗感をなくすようにすると、ドッグフードを変更しなければならないときもスムーズにできるようになります。