酵素入りのドッグフードとは

酵素には多くの種類があり、消化・吸収・分布・代謝・排泄までのすべての段階で欠かせない存在です。 体内にも酵素は存在していますが、ドッグフードに含まれるように食物に酵素を添加することで、体内の酵素の働きを高める効果があります。

犬を含め、野生の動物が捉えた獲物を内臓から食べるというのは、腐りやすいということもありますが、酵素を含めた栄養分が一番高いことを本能的に知っているからです。 食べたものを消化・吸収できるのも酵素の働きがあるからです。

タンパク質にはプロティアーゼという酵素が働きアミノ酸を作り、脂肪にはリパーゼという酵素が働き脂肪酸を、デンプンにはアミラーゼという酵素が働きブドウ糖を、というように種類ごとの酵素が働くことによって食べたものが吸収されやすいように分解されます。

酵素は、熱に弱いため、高熱処理されたドッグフードでは意味がないのではないかと思われるかもしれませんが、添加された酵素は不活性になっているだけで、約35~40度の最適な温度の体内で再活性化します。

タンパク質などは、濃塩酸を加えて100度の高温で何時間も煮沸して分解しなければならないようなものです。 それをわずかな時間で分解する能力が酵素にはあるのです。 通常では活動に適切ではない温度のため、働いていないというだけです。

こうして分解吸収された栄養素は、体内の酵素の働きにより用途ごとに必要な形に再構成されて、体中に運ばれます。 体内の酵素も体外の酵素と同じで、ひとつの酵素にひとつの働きしかありません。 それぞれの酵素が、それぞれの働きをすることで、生命活動が維持されています。

酵素は、作用する物質を選ぶという特性がありますので、人のサプリのように酵素だけを摂りいれるという方法には疑問がありますが、ドッグフードに添加されている酵素は、体内の酵素の働きを補完することになりますので、より効率的にフードに含まれる栄養素を体の隅々にまで届けることができます。

ドッグフードの成分表を確認して選んでみるといいですね。