ドッグフードで抜け毛は抑えられる?

抜け毛の原因には、ノミやダニ、食物、ストレスなど多くの要因があります。 まずは、動物病院を受診し、原因を明確にすることが大切です。

その結果によって、抗生物質や消炎剤などの薬剤の投与と食事療法による治療が必要となります。 適切な食事を与えることにより、皮膚の状態を回復し、被毛の状態も改善することができます。

アレルゲンを取り除いたドッグフード

食物アレルギーの場合は、ほとんどが食物に含まれるタンパク質が原因となっています。 それまでのドッグフードとは違った肉をタンパク源とするフードを利用します。

ラムや鹿肉、バッファローなどは比較的にアレルゲンとはなりにくいものですが、同じ獣肉ということで相和性がありますので、再発の可能性もあります。 魚肉メインのフードの方が、よりアレルゲンとはなりにくい食材です。

消化性の高いドッグフード

消化性を高くしたタンパク源も有効です。 酵素により加水分解されたフードは消化・吸収に優れ、ペプチド以下の小さな分子になっていますので、免疫細胞がアレルゲンとして捉えにくくなっています。 また、スムーズに吸収されますので、身体の隅々まで栄養を届けるのも早く、皮膚や被毛の回復も早くなります。

皮膚や被毛に良い成分

タンパク質

皮膚や被毛の栄養源であるととも新陳代謝を促進し、古い皮膚と新しい皮膚の入れ替わりを促し、皮膚のバリア機能を高めます。

ビタミンA

皮膚や粘膜の健康を維持し、毛艶をよくします。

ビタミンC

細胞と細胞をつなぎ合わせるコラーゲンの生成に役割を果たし、皮膚の健康に効果があります。

ビタミンE

強い抗酸化作用のため「老化を防止するビタミン」と呼ばれ、若々しさを維持します。

γ‐リノレン酸

オメガ6系の不飽和脂肪酸で、皮膚炎や湿疹、炎症など多くの疾患に効果があり、美しい皮膚や被毛を保ちます。

DHAとEPA

オメガ3系の不飽和脂肪酸で、皮膚のトラブルを予防し、被毛を美しく保ちます。ビタミンCやβカロチンと一緒に摂ると効果が高まります。

おやつを与えない

皮膚の状態を改善する療法食は栄養バランスのとれた食事となっていますので、バランスを崩す恐れのあるおやつを与えないことが基本です。 もし、与えたい場合は、事前に獣医師に相談しましょう。

皮膚の状態や抜け毛が改善した後は、医師の指示・アドバイスに従って、皮膚や被毛の健康維持に適切なドッグフードに切り替えましょう。