ドッグフードに含まれる添加物について

ドッグフードは犬に必要な栄養が摂れるようにいろいろな添加物が加えられています。

栄養を補給するための栄養添加物、品質を維持するための保存料や抗酸化剤、食欲を増進させるための香りづけの嗜好性増進の添加物などがあります。

自然な素材をドッグフードに加工する段階では不足している栄養素があり、加工の過程で失われる栄養素もあり、バランスが取れてはいません。 それを補いバランスを取るために栄養添加物が加えられます。

また、犬は人間よりも多くのカロリーを必要とするため、ドッグフードにはエネルギー源となる油脂分が多く含まれます。 時間の経過とともに酸化が進み嗜好性が悪くなるばかりか、フードが劣化し、健康にも悪影響を与える可能性があります。 その酸化を遅らせ品質を長く維持するために保存料や抗酸化剤が使われます。

栄養バランスの取れたドッグフードができたとしても、高熱で処理されたフードはほとんど風味が失われ、食いつきのいいものではありません。 犬が食べてくれなければ栄養を供給できませんので、おいしく食べさせるように加えられるのが香料です。

ドライフードと異なり、水分を多く含む半生タイプでは香料は少なめになりますが、その水分が失われないように湿潤調整剤が加えられます。

こうしてできたドッグフードは、茶系の色で、原料を仕入れる季節や産地などで色にはばらつきがあります。 日本人は色に対して敏感ですから、色が違うだけで品質に不安を感じます。 それをなくすために着色料が使われます。犬は色に対する認識力は弱いものですから、色づけしておいしそうにするのも飼い主のためなのです。

ドッグフードに使われる添加物は、食品や飼料への使用が認められたもので、人の食品に使われるものと変わりはありません。 安全性を確認するための試験も行われ、健康を害する懸念は少ないものです。 もちろん、人と犬では体質的な差がありますので、ドッグフードには犬に適した量が添加されています。

加えられた添加物については、その名称と甘味料・着色料・保存料・増粘安定剤・酸化防止剤・発色剤などの目的も併記されています。 ドッグフードに含まれる添加物は安全基準を満たし、適切に添加されていますが、気になる方は無添加のドッグフードを利用されるといいでしょう。